お知らせ

スケートゲームルール

2017年11月4日に行われるフリースケートジャパンオープンのスケートゲームルールです。

今年から中国で行われた世界大会と同じルールに変更します。スケートゲームに参加するハードルが高くなりますが、これをきっかけに日本人ライダーが世界レベルの平地スキルに追いつくことを期待しています。

フリースケートジャパンオープン競技内容:スケートゲーム
先攻と後攻を決めてトリックで攻めあう1対1のトーナメント競技です。
最初にじゃんけんで先行、後攻を決め、先攻側がスコアキーパーにこれからするトリックを宣言します。先攻側が宣言したトリックを成功した場合、後攻側も同じトリックをします。後攻側も成功した場合はまた先行側が違うトリックを宣言しゲームを続けます。後攻側が失敗した場合は後攻側に✖が付きます。ただし、先攻側が宣言したトリックを失敗した場合、先攻と後攻が交代になりますが、失敗した先攻側には✖が付きません。先に✖が5つ付いた方の負けになります。✖が4つの後攻側は2回トライできます。

ルール
1.基本トリック(*1)だけのコンボは禁止です。
2.複合トリック(*2)は、1回だけ相手に×を付けることができます。
3.基本トリック→フリップ系複合トリック(*3)のフリップ系複合コンボは認められますが、基本トリックをしてから1秒以内にフリップ系複合トリックをしないと失敗になります。基本トリックとフリップ系複合トリックの順番を逆にはすることはできません。
4.先行側が成功したトリックは再度宣言することはできません。
5.トリック時のレギュラー(グーフィー)かフェイキー、前足か後足および内回りか外回りは別トリックとして判定されます。
6.ヒッピージャンプ、グラブ、手をデッキについて乗ることは禁止です。
7.トリックの前後は両足がデッキに乗っている状態でなければなりません。
8.通常走行、クロスおよびワンフッターでの走行のみはトリックとは認められません。
9.手から足に直接投げ入れるいかなるストンプも区別せず、すべてストンプというトリックで判定します。
10.足を地面に着くトリックは禁止とし、体の一部を地面に付くと失敗になります。
11.手と膝より下の部分以外でフリースケートを扱うトリックは禁止です。
12.いかなる回転系トリックは何回転しても1回転のトリックと判定します。
13.スコアキーパーはトリックをした競技者の態勢安定を確認後にOKを出します。OKが出る前に足が着くと失敗になります。
15.先行側の行ったトリックを確認したい場合、後攻側は先行側に説明を受けることができます。その制限時間は30秒とし、その際に後攻側がフリースケートに乗って確認するのは禁止です。
16.間違えて先行側と違うトリックを行ってしまった場合は失敗となります。
17.相手に付ける×の5回中、3回以上はフリップ系複合トリックまたはフリップ系複合コンボでないといけません。2回までは基本トリックまたは複合トリックでもかまいません。
18.フリースケートに改造を行ってはいけません。ノーマルなエッジガードのみ着用可能とし、競技前にスコアキーパーが確認を行います。

*1基本トリック:単独のトリック。スローバック、キックフリップなど。
*2複合トリック:キックフリップおよびトーフリップが含まれない基本トリックを2つ以上同時にするトリック。クロスチェンジ、ダブルショービットなど。
*3フリップ系複合トリック:キックフリップまたはトーフリップとそれ以外の動作を組み合わせたトリック。インポッシブル、セクシーフリップなど。